直島町の紹介直島建築について(施設の紹介)
更新日:2024年1月 4日

海の駅「なおしま」

文化・芸術の町である直島町によくマッチした、真に世界に1つだけの大変斬新なデザインの海の駅「なおしま」。宮浦港が町の玄関口にふさわしい立派なものとなり、本町の経済発展や観光の振興に大きく寄与してくれるものと考えており、今後は、この海の駅「なおしま」を十二分に活用することで、アートの島・直島の新しい顔として、住民の交流拠点として、また、観光振興のシンボルとして新生直島の発展の象徴となってくれることを期待しています。

海の駅「なおしま」は、フェリーやそれを使う人たち、車などが建物とより一体的で密接な関係となるように、長手約70メートル、短手約52メートルの3,600平方メートルの大きく軽やかな大屋根で敷地のほとんどを覆っているのが特徴で、屋根の下には、カフェや待合スペース、観光案内所、イベントホールなどがガラスの箱として点在し、そのほかにもイベント広場、車の待機スペース、駐車場、荷捌きスペース、バスのドロップオフなどが半屋外の空間にあり、フェリーを待つ人やカフェでくつろぐ人、車でフェリーに乗る人、島をこれから観光する人など様々な人たちであふれ、いわば島のエントランスホールのような場所となっています。

そして、この屋根は少し視点の高いフェリーから見たときに、直島の風景を移しながら水平方向に広がる伸びやかなランドマークとなっています。ぜひ一度ご来島いただき、新しい直島の顔をご覧ください。

所在地

香川県香川郡直島町2249番地40

建築面積 3,640平方メートル
延床面積 1,915平方メートル
構造・規模 造一部鉄筋コンクリート造平屋建
工期 平成17年10月から平成18年9月
設計監理 有限会社 SANAA事務所
施工 鹿島建設 株式会社
建設費 4億659万円

宮浦港で最初に目にする大きな「赤かぼちゃ」。その強烈な色と形は、繊細な雰囲気をたたえた海の駅「なおしま」の建物と鮮やかなコントラストをなしている。表面全体の黒い水玉模様のうち、いくつかはくりぬかれた穴となっており、そこから内部の空間に入ることができる。

株式会社 ベネッセコーポレーション・財団法人 直島福武美術館財団より寄贈

直島で継承されている「女文楽」。
本プロポーザルは、文楽人形の動きや着物の裾さばきの美しさに着想をえています。
直島の顔となる宮浦港「海の駅」にて、その優雅な島文化と現代美術を世界に発信します。

三菱マテリアル 株式会社 直島製錬所より寄贈


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