○直島町道路占用料徴収条例

令和7年3月13日

条例第5号

(目的)

第1条 この条例は、道路法(昭和27年法律第180号。以下「法」という。)第39条の規定に基づいて、道路の占用料の額及び徴収方法について定めることを目的とする。

(占用料の額)

第2条 占用料の額は、別表占用料の欄に定める金額に、占用期間(法第32条第1項若しくは第3項の規定により許可をし、又は法第35条の規定により同意した占用の期間(電線共同溝に係る占用料にあっては、電線共同溝の整備等に関する特別措置法(平成7年法律第39号。以下「電線共同溝整備法」という。)第10条、第11条第1項若しくは第12条第1項の規定により許可をし、又は電線共同溝整備法第21条の規定により協議が成立した占用することができる期間(当該許可又は当該協議に係る電線共同溝への電線の敷設工事を開始した日が当該許可をし、又は当該協議が成立した日と異なる場合には、当該敷設工事を開始した日から当該占用することができる期間の末日までの期間))をいう。以下同じ。)同表単位の欄に定める期間で除して得た数を乗じて得た額とする。

(占用料の減免)

第3条 町長は、占用物件が次の各号のいずれかに該当する場合においては、占用料を減額し、又は免除することができる。

(1) 法第39条第2項ただし書に該当する事業又は地方財政法(昭和23年法律第109号)第6条に規定する公営企業のために占用するとき。

(2) 道路交通の安全又は便益の増進を図る路端の占用による仮歩道及び街灯等の設置のために占用するとき。

(3) 道路に出入りする通路を設けるために必要な路肩、法敷又は側溝上を占用するとき。

(4) 地先から雨水又は汚水を溝等に排水するために必要な排水管の埋設のために占用するとき。

(5) 上下水道管の各戸への引込管の設置のために占用するとき。

(6) 国又は他の地方公共団体若しくは公共的団体において、公用若しくは公共用又は公益事業の用に供するために占用するとき。

(7) 祭礼、縁日等に際し一時的に設ける街路の装飾のために占用するとき。

(8) 前各号に掲げるもののほか、町長が特に必要と認めたとき。

(占用料の徴収方法)

第4条 占用料は、法第32条第1項若しくは第3項の規定により許可をし、又は法第35条の規定により協議し、その同意が成立した日から1月以内に一括して徴収するものとする。ただし、占用期間が1年以上にわたるものにあっては、それぞれの会計年度において徴収する。

(占用料の不還付)

第5条 既納の占用料は、還付しない。ただし、町長において特別の理由があると認めたときは、その全部又は一部を還付することができる。

(委任)

第6条 この条例の施行に関し必要な事項は、町長が別に定める。

(施行期日)

1 この条例は、令和7年4月1日から施行する。

2 この条例施行前に占用を許可したもので、占用の期間がこの条例施行後にわたるものは、施行後における期間に対する料金については、この条例に定めるところにより計算した料金とする。

別表(第2条関係)

道路占用料

占用物件

単位

金額(円)

法第32条第1項第1号に掲げる工作物

電柱

1本につき1年

450

電話柱

410

その他の柱類

41

共架電線その他上空に設ける線類

長さ1mにつき1年

4

地下電線その他地下に設ける線類

2

路上に設ける変圧器

1個につき1年

400

地下に設ける変圧器

占用面積1m2につき1年

240

変圧塔その他これに類するもの及び公衆電話所

1個につき1年

810

郵便差出箱及び信書便差出箱

340

広告塔

表示面積1m2につき1年

730

その他のもの

占用面積1m2につき1年

810

法第32条第1項第2号に掲げる物件

外径が0.1m未満のもの

長さ1mにつき1年

20

外径が0.1m以上0.15m未満のもの

36

外径が0.15m以上0.2m未満のもの

49

外径が0.2m以上0.4m未満のもの

85

外径が0.4m以上1m未満のもの

200

外径が1m以上のもの

490

法第32条第1項第6号に掲げる施設

祭礼、縁日等に際し、一時的に設けるもの

占用面積1m2につき1日

7

その他のもの

占用面積1m2につき1月

73

道路法施行令(昭和27年政令第479号。以下「令」という。)第7条第1号に掲げる物件

看板(アーチであるものを除く。)

一時的に設けるもの

表示面積1m2につき1月

73

その他のもの

表示面積1m2につき1年

730

標識

1本につき1年

650

旗ざお

祭礼、縁日その他の催しに際し、一時的に設けるもの

1本につき1日

7

その他のもの

1本につき1月

73

(令第7条第4号に掲げる工事用施設であるものを除く。)

祭礼、縁日その他の催しに際し、一時的に設けるもの

その面積1m2につき1日

7

その他のもの

その面積1m2につき1日

73

アーチ

車道を横断するもの

1基につき1月

730

その他のもの

360

令第7条第2号に掲げる工作物

占用面積1m2につき1年

810

令第7条第4号に掲げる工事用施設及び同条第5号に掲げる工事用材料

占用面積1m2につき1月

73

その他上記に定めるもの以外のもの

上記に準じてその都度町長が定める額

備考

1 共架電線とは、電柱又は電話柱を設置する者以外の者が当該電柱又は電話柱に設置する電線をいうものとする。

2 表示面積とは、広告塔又は看板の表示部分の面積をいうものとする。

3 表示面積、占用面積若しくは占用物件の面積若しくは長さが1平方メートル若しくは1メートル未満であるとき、又はこれらの面積若しくは長さに1平方メートル若しくは1メートル未満の端数があるときは、1平方メートル又は1メートルとして計算するものとする。

4 占用料の額が年額で定められている占用物件に係る占用の期間が1年未満であるとき、又はその期間に1年未満の端数があるときは月割りをもって計算し、なお、1月未満の端数があるときは1月として計算し、占用料の額が月額で定められている占用物件に係る占用の期間が1月未満であるとき、又はその期間に1月未満の端数があるときは1月として計算するものとする。

5 占用期間が1月に満たないものの占用料については、この表及び第2条の規定により算出した額に100分の110を乗じて得た額とする。

6 1件の占用料の合計額に1円未満の端数が生じたときは、その端数金額を切り捨てるものとする。また、その額が100円に満たないものは100円とする。

直島町道路占用料徴収条例

令和7年3月13日 条例第5号

(令和7年4月1日施行)